防災講座(8/4)開催(ご報告)

令和6年8月、津沢地区社協

 今年で7回目となる防災講座、今回は、津沢地区住民を対象に「自然災害に対する備えと避難所運営について」等が開催されましたので、その概要を次のとおりご報告します。

 

日 時: 令和6年8月4日(日)13:00~14:45

場 所: 津沢あんどんふれあい会館 研修室

参加数: 全79名(自治会、長寿会、サロン団体、津沢社協関係者及び講師)

講座内容:

 講演1:演題「自然災害に対する備えと避難所運営について」

      講師:特定非営利活動法人富山県防災士会 理事長 吉澤 実 氏

 講演2:演題「令和6年1月1日能登震災で、、」

      講師:小矢部警察署警備課主任・部長刑事 山本勝也 氏

主催等:主催 津沢地区自主防災会、共催 津沢地区社会福祉協議会

次 第:

1.開会

2.開会挨拶(津沢地区自主防災会会長)

3.講演(概要)

 講演1について、吉澤講師から配布資料及びプレゼンテーションに基づき、①ハザードマツプの読み取り、②洪水ハザードマツプ、③洪水浸水継続時間、④災害時の避難所の開設及び⑤備えのいろいろについて説明があった。

 特に、洪水ハザードマップから、津沢の特徴として次が考えられること。

・小矢部川と旅川の氾濫に注意

・小矢部川両岸には家屋倒壊や氾濫区域がある

・避難所は、津沢コミュニティプラザと南部公民館

・浸水継続時間は12時間未満のところが多い

・旅川への流量調整(南砺市)で七川の水位変化

 また、災害時の避難所開設では、次に留意すること。

「小矢部市の場合の大事なこと」避難所(50ヵ所)

○まず、今は避難場所なのか? 避難所なのか?

○大前提:避難所は一時避難所(永久居住ではない)

○避難場所と避難所の初動の共通

  ・避難所内の入室禁止エリアの把握

  ・インフォメーション(受付、用途別場所、入室禁止エリア)

  ・人数把握(避難者記載による:氏名(カタカナ)、携帯番号、住所、特徴)

  ・履物用袋(除:外履き可の場合)

 最後に、大事な話として、トイレの1日あたりの使用回数と1回あたりの時間は次のとおりであること。

   使用回数  使用時間(分)

男女合計 7    2.5

男性   6~8  1.5~2

女性   5~7  2.5~3

*1日あたりの平均時間は27.5分

*1hr以上の人は10%

*一般家庭の約90%が水洗トイレを使用

*昔は、約6回/日 臭い・汚い・怖い

 続いて、講演2について、山本講師から令和6年1月1日発生の能登震災の警察としての対応状況、また、配布資料に基づき特殊詐欺の手口について説明がそれぞれあった。

 

4.閉会挨拶(津沢地区社会福祉協議会会長)

5.閉会

                                  以上 

(スナップ画像)