認知症予防落語会7/27(ご報告)
本場の落語が、地元で居ながらにして堪能できるイベント「認知症予防落語会」が、次のとおり開催されましたので、その結果をご報告します。
1.日 時:令和6年7月27日(土)13:25~15:40
2.場 所:津沢コミュニティプラザ 多目的ホール
3.演 目:認知症予防落語会
4.出演者:落語家「桂 米福」師匠【富山市出身、真打(平成16年5月昇進)】
5.参加数:全68名
6.主 催:津沢地区社会福祉協議会
7.内 容:
主催者代表の挨拶に続いて、出演者の富山事務所代表から出演者のプロフィール紹介等があった後、出演者による落語が始まった。
主な内容は、次の概要のとおり認知症の予防方法や小噺、落語を流暢な富山弁で話され、沢山の笑いと富山弁に親近感を覚え、プロによる本場の落語を深く堪能した至福の一時でありました。
【概要】
〇認知症予防落語会について
・認知症をちょっとでも遅らせるには、その兆候が少しでも出た場合にどうすればよいか(詐欺に引っかからいないために)。
予防策1: ぐうぱー体操(足踏みしながら)
予防策2:何度も口に出して覚える(落語、お経など)
・体の方は、トレーニングでき若いが頭を使わなかったら退化していく。頭は使えば使うほど進化する。
〇認知症の兆候:次の点に該当しなくなれば要注意!
1.食生活(食に興味を持つ):何を食べるか・作るかを想像すること。
2.着るものに興味を持つ(面倒くさがらない)
3.動作の忘れ(今何をしようとしたのか):頭を使う
・完全な予防策: 落語を聴くこと(理由:話芸で場景が想像できる)
〇小噺・落語
・九官鳥: 右足「おはよう」左足「こんばんは」・・。
「誰ケー」「新聞屋です」・・・。
・三途の川: 85歳のおばあさんが突然水泳を習うと言い出しました。・・・「あの世に行くためには三途の川を渡ら・・」
・美術館: 「美術館にて。学芸員にこれはルノアールでしょ、・・・」
・創作落語: 表札(田中→中田)
(休憩)
・富山の方言: (だいて)出演者の父母を真打昇進時に東京に呼んだ時、売店で母が小銭が無いので父に、富山弁で「だいて、だいて、早くだいて」と叫んでいたのに驚き。など。
・居酒屋で: 「よくお見掛けしますけど、このあたりにお住まいですか・・・」
・交通違反: スピード違反をきっかけに夫婦の会話から無免許、飲酒運転が発覚
・親子酒: ある商家の大店の親子はそろって酒が好き。せがれは酒癖が悪く将来が心配なので、親父は二人で酒を断つ約束をする。
以上
(スナップ画像)