去る5/19(土)、令和6年度 第1回高齢者福祉意見交換会が開催されましたので、その概要をご報告します。
なお、この交換会は、長寿会・サロン代表者及び当協議会役員で構成し、一昨年度に要望した福祉課題改善要望の状況及びその他状況に基づき、今後の対応等を意見交換するものであり、昨年度に続く試みです。
◎令和6度 第1回高齢者福祉意見交換会 結果概要
1.日 時:令和6年5月19日(土) 10:00~11:15
2.場 所:津沢コミュニティプラザ 多目的ホール
3.出席者:全36(実35)名 内訳:長寿会・サロン代表13(実12)名、社協役員等18名
(会長、副会長2、理事13、参与2)、及び陪席者5名
4.配布資料(略)
5.内 容
開会に際し、会長から挨拶があった。
【報告事項】
交流推進部会から、資料1~5に基づき①R4年度要望内容及び市・振興会回答、②昨年度意見交換会内容、③地域課題の目標と取組み、④今年度の要望書(案)及び⑤今回への事前意見について報告説明があった後、会長から②について補足説明があった。
【協議事項】
出席者が4班に分かれて、テーマ「自治振興会及び小矢部市への新規要望について」を協議の結果、次の意見が出された。
・ミニスーパー誘致に関し、事前に日時を連絡すれば個人宅に配達してもらえる移動販売業者がいて便利である。
・訪問診療が可能な診療所の誘致に関し、最近、市内に開業の診療所が、看取りまで往診してもらえて大変良かったため、訪問診療・看護体制の充実の要望は重要である。
・地域の結びつきを深める交流活動に関し、事業の案内を出すだけでは参加してもらえない。
・災害避難訓練に関し、前年の場合、意識が低かったため対策が必要である。地区で実施して問題点を出す方法が今後必要でないか。有事の場合の避難場所への訓練及び避難場所の出入口鍵保管場所の明確化が必要である。
・災害時の避難行動はどうするか、また一人暮らし高齢者の避難行動はどうするのか。
・高齢者の集いの場の確保に関し、長寿会で新規会員の歓迎の財源が無くなり70歳以下で考えてもらう必要が出てきた。60代で会計業務等のため、話を纏めるのも大変である。
・緊急事態に備え見守り者への「もしもカード」の点検が必要である。
・津沢ランド撤退話に関し、心配である。撤退の場合、跡地に診療所を誘致するのも一方策である。
・村部では歩道が少なく、児童の歩行に危険が伴う箇所がある。
・外国人が増加傾向にあり、ゴミ出しに問題がある。
・援護が必要な高齢者宅の敷地内の草刈りや樹木の伐採処理などを、津沢地区社協がボランティアを募って実施しては如何か。
・見守りが必要な高齢者に対し、LINEなど電子システムを利用した安否確認等の導入も必要ではないか。
・子供の「燕巣の調査」と連携した高齢者調査を考えては如何か。
最後に、副会長から閉会挨拶があった。
以上
↓スナップ写真