企業見学について(ご報告)
当協議会構成員研修の一環として、次のとおり企業の見学をしてきましたので、ご報告します。
1.日 時: 令和6年3月13日(水) 10:00~11:45
2.見学先: (株)ゴールドウィン(住所:小矢部市清沢210)
【業種:各種スポーツ用品の製造・販売】
3.見学人数: 津沢地区社会福祉協議会役員等 全15名
(内訳:会長,副会長2,理事6,監事1,参与参事3,事務局員2)
4.応接者: (株)ゴールドウィン 富山総務グループ 境 泰之氏 ほか1名
5.内 容:
1階研修室において、見学者を代表して当協議会会長から応接者に対し、見学者の幼少期から地元津沢地区にて創業されている貴社のご活躍状況を勉強させて頂きたい旨の挨拶があった。
続いて、応接者から会社の沿革及び事業の展開内容等について、パワーポイントによるプレゼンがあった後、見学者を2班に分けて、各班毎に応接者の説明による社内見学に移り、その主な概要は次のとおりであった。
○沿革
・1950年 津沢地区でゴールドウインの前身である津澤メリヤス製造所を創業
・1952年 スポーツウエア専業メーカーへと切り替える
・1963年 社名を現在の株式会社ゴールドウインに改称
・2017年 津沢地区に研究開発施設「ゴールドウイン テック・ラボ」を開設
・現在 津沢地区の事業所は「本店(製造部門の本部)」として、特注品の製造部門と
研究開発部門が稼働中
○事業内容
・①登山・マリン用ウエア、②トレーニング・テニス・水泳・ゴルフ・ラグビー用ウエア、③スキー・スノーボード・モーターサイクル用ウエア など各種スポーツ用品の製造および販売。
○ブランド数
・ゴールドウイン、エレッセ、ザ・ノース・フェイス、ヘリーハンセンなど全19種類
○社内見学
・製造部門(特注品を製造。量産は海外工場)では、特に①ウエア生地へのロゴマーク印刷には3種類の方法(手作業、ロボット、大型プリンター)並びに刺繍による方法もあり、生地により方法を使い分けていること、②羽毛用品の羽毛入手は環境対策の観点から再生羽毛を使用。
・研究開発部門では、③スポーツ選手毎の動作測定を行い最適なウエアの製造、④超低温~高温や降雨が可能な全天候環境でのウエア耐久試験など。最近では、ラグビージャージ(ラグビーワールドカップ2023フランス大会にて日本代表選手が着用)、光電子繊維、消臭機能素材等の研究開発。
最後に、1階研修室に戻り当協議会会長から応接者に対しお礼の挨拶があった。
以上