福祉教育(7/13)のご報告

 津沢小学校5年児童を対象に、毎年数回に亘り実施されています本件につきまして、今年度もコロナ禍対策をした上で、次のとおり2回目が行われましたので、その概要をご報告します。

 なお、この事業は、津沢社協、市社協と津沢小学校の3者が主体となって、平成20年度から実施し今年度で16年目の伝統ある行事です。

 主な内容は、次のとおりです。

 

令和5年度 第2回福祉教育(高齢者疑似体験)実施の結果概要

日 時:令和5年7月13日(木) 9:30~11:30(2,3限)

場 所:津沢小学校体育館

対象者:津沢小学校5年児童 40名

出席者:全9名

 小学校 :5年担任教員2名、校長の3名

 市社協 :総務地域係長、同係主事の2名

 津沢社協:会長、こども部会長、主任児童委員、民生児童委員1名の4名

 

実施結果:

 最初に、児童全員から社協側に挨拶があった後、津沢社協会長から児童全員に挨拶及び社協側出席者の紹介があった。

 その後、高齢者疑似体験に移り、市社協講師2名の指導に基づき、①高齢者疑似体験、②車椅子体験の2種類を、1組・2組の児童が組別に分かれて順次体験した。

 ◎体験の内容

(1)高齢者の疑似体験(講師:主事、補助:主任児童委員、民生児童委員)

・児童が高齢者役1名と介助者役3名の計4名で1班の5班で、介助者役が高齢者役に疑似具を装着する。(疑似具:肘・膝サポータ、重りバンド、前かがみ姿勢体験ベルト、2重手袋、難聴イヤーマフ、視覚障がい(白濁)ゴーグル、杖)

・高齢者役は、介助者役の介助を受けながらの歩行、介助者役の話しかけを聴く、及び紙面記載の七色文字判読などの体験をする。

(2)車椅子体験(講師:係長、補助:こども部会長)

・車椅子2台を使用して、児童が各自、車椅子の広げ方、ブレーキのかけ方、坂道・段差移動時の注意点及び車椅子のたたみ方の基本を体験する。

・児童が車椅子に他の児童や大人を乗せて実際に走行、特に段差と坂道での上り下り、曲折路の走行などを体験する。

 最後に、児童代表から社協側にお礼のことばがあった。

以上

(以下はスナップ写真)