福祉教育(2/28)のご報告

 津沢小学校5年生を対象に、毎年数回に亘り実施されています本件につきまして、今年度も昨年度に引き続くコロナ禍のため、種々の工夫をしたうえで、去る2月28日、福祉教育用の教材を小学校に寄贈させて頂きました。

 この事業は、津沢社協、市社協と津沢小学校が主体となって、平成20年度から実施し今年度で15年目の伝統ある行事です。

 主な内容は、次のとおりです。

 

 1.日 時: 令和5年2月28日(火) 16:00~16:30

2.場 所: 津沢小学校 応接室

3.出席者: 全5名 内訳:小学校3名(校長,5学年担任2)、市社協1名(係長),

     津沢社協1名(会長)

4.実施主体: 津沢小学校、津沢地区社会福祉協議会、小矢部市社会福祉協議会

5.内 容:

 ◎福祉教育用教材の寄贈について

 本件について、津沢社協会長から小学校校長に、寄贈品の目録と一緒に物品が引き渡された結果、同校長から謝辞があった。

①寄贈品の品名・数量 「心のバリアフリー教材セット」 一式

・セットの内容

 ・心のバリアフリーDVD 1枚

 ・福祉のシンボルマークカード 12枚

②台帳価格 XX,XXX円(消費税込価格 XX,XXX円)

③寄贈(引渡)年月日 令和5年2月28日

 

 その後、出席者全員にて、今年度実施の効果について懇談の結果、次のように評価された。

・身の回りのお年寄りとの関わり方を、考えていきたい児童が多数いた。

・児童が、この体験等によって、お年寄りが抱える難しさを、その立場になって感じることができるようになったことが評価できる。

・今回の交流は間接であったが、児童は、耳の遠い方や車椅子の方に直面して①声が小さくて相手に届かなく大きく・ゆっくりした声を出すこと、②画面上ではうまく会話が難しいなどを実感できたのではないか。

・児童がこの体験によって、福祉の大切さを実感できる・記憶に残る・心が動くなど非常に意義がある。

・相手と話す実感(声は大きく・ゆっくり・はっきりと)と一生懸命に聴いて応えてもらえて嬉しかった。

・福祉教育に際して、最初に座学、次に疑似体験そして今回の交流の一連の流れは良かった。今後は、コロナ前の様に高齢者との直接対面の交流が可能になるように期待する。

・中学生の福祉作文応募が多数あり入選していることは、この体験が児童・生徒の心に残っているなど、成果の現れと評価できる。

・今回の体験をもとに、将来、この様な場面の遭遇時に思い出してどの様に関わっていくか考えて行くことを期待したい。など。 

以上

(以下はスナップ写真)