福祉教育(2/20)のご報告

 津沢小学校5年生を対象に、ZOOM(Web会議システム)を利用し2施設間(小学校=ほっとはうす千羽)オンラインによる間接対面交流会が実施されましたので、その概要をご報告します。

 この事業は、津沢社協、市社協と津沢小学校が主体となって、平成20年度から実施し今年度で15年目の伝統ある行事です。

 主な内容は、次のとおりです。

 

 1.日 時:令和5年2月20日(月) 9:45~10:30

2.場 所:津沢小学校体育館、ほっとはうす千羽ふたば館ふれあい広場

3.対象者:津沢小学校5年児童 38名

4.協力者:全28名 内訳 小学校教員2名、市社協2名、津沢社協会長、ほっとはうす千羽

    23名(入所高齢者19名、職員4名)

5.実施主体:津沢小学校、小矢部市社会福祉協議会、津沢地区社会福祉協議会

6.内 容:

(1)実施方法

・コロナ禍のため、直接対面交流を避け、インターネットを介するZOOM(Web会議システム)を利用した2施設間(小学校=ほっとはうす千羽)オンライン映像通話による間接対面交流が実施された。

・ZOOMの運用は、小学校がホスト役を担当、ほっとはうす千羽が招待参加する方式にて通信にて実施された。なお、去る16日(木)には通信の事前テストを実施し、正常動作が確認済みであった。

(2)実施概要

・開始前に、2施設間の通信が確認され、両施設とも複数台のパソコンやタブレットをそれぞれに調整して正常動作を確認の後、待機状態に入った。

・最初に、児童全員が体育館中央に整列し、高齢者(タブレット画面)に対し、児童代表による開会の挨拶後、各班による学校紹介(①ハートほっと言葉、②さきがけ挨拶、③天檀の門)があった。

・次いで、質問タイムに移り、各班1問ずつ高齢者に質問が行われた。

◎主な質問内容

・ほっとはうす千羽での1日は、主にどのようなことをしていますか。

・ほっとはうす千羽では、特に何をする時間が楽しいですか。

・ほっとはうす千羽でのすてきなところを教えてください。

・子供の頃はどんな遊びをしていましたか。

・好きな運動は何ですか など。

・児童は終始、緊張して言葉を詰まらせながら小声で話しかける様子であった。

・他方、高齢者は児童の話しかけに職員を介して聴き、ゆっくりと返事されつつ、投影スクリーンに映し出されている児童を観て、小さい頃の思い出に懐かしく慕っている様子であった。

・その後、ビデオ(画面共有)による児童のリコーダー演奏と合唱のほか、児童全員によるダンスの披露があった。

・また、班毎に児童が製作の贈呈品(学校紹介新聞、写真立て、おみくじ、カレンダー、小物入れ、季節毎の景色絵、ペン立て、絵本、千羽鶴)の紹介があった。

・最後に、児童代表によるお礼の閉会挨拶があり、終了された。

以上

(以下はスナップ写真)