福祉教育取組事例(1/19発表)

津沢地区における福祉教育の取組事例発表について(報告)

 

令和5年1月 津沢社協長

1.日 時:令和5年1月19日(木)14:00~16:40

2.場 所:富山県総合福祉会館(サンシップ)1階 福祉ホール

3.行事名:令和4年度富山県福祉教育セミナー

4.目 的:地域に密着した福祉教育を学ぶ機会。

5.参加数:全45名(一般参加39名、講師等4名、県社協事務局2名)

 (津沢社協関係4名:発表者1(会長)、随行者3(事務局書記、同会計及び市社協係長1)

6.主催者:社会福祉法人富山県社会福祉協議会

7.日程・内容:

(1)14:00 開会(前田主事)・挨拶(池田事務局次長)

(2)14:05 基調講演

   演題『福祉教育実践から学ぶ~学校や地域の結びつきをより強く~』

   講師 日本福祉大学社会福祉学部社会福祉学科・教授 野尻紀恵

要点

・教育とは「マヌエル・カントは、『人は教育によって人間になると述べ、人間らしく生きるためには教育が必要である』と論じた」

・ふくしとは「ふだんのくらしのしあわせ」ふだんのあたりまえの日常の生活(福祉とは毎日の私の暮らしの中にあるもの)

(3)15:05 休憩

(4)15:15 シンポジウム『地域における福祉教育の取組み』

     ※地元での実践につながるヒントを見つける。

【コーディネーター】

  日本福祉大学社会福祉学部社会福祉学科・教授 野尻紀恵

【シンポジスト】

①南砺市立福光東部小学校・教諭 田上翔子

概要:「東部○○でつながり隊」地域と社協と学校との繋がりを、今年度新規に構築した結果、児童が人との繋がりを大切にするようになった等の評価報告があった。

 

②小矢部市津沢地区社会福祉協議会・会長 中島克敏

概要:「子どもたちと考える福祉教育」平成20年度から継続的な取組みのうち、平成29年度とコロナ禍対応の令和3年度の2事例を紹介し、保育・小・中・高の福祉教育環境が整っている津沢地区において児童が高齢者との交流によって逞しく着実に成長の評価報告があった。

 

③社会福祉法人上市町社会福祉協議会・主事 小松史子

概要:「ふれあいを通じて感じる・学ぶ・つながる」コロナ禍による危機感から発想転換して「出張型福祉教育プログラム(企業等に福祉教育を依頼)」を創設し実行した事例等の紹介及び企業等の福祉理解の高まり、障がい者への気づき及び高校生ボランティアの企画・行動等の積極化など評価報告があった。

(5)16:40 閉会

以上

(スナップ写真)