福祉教育(9/6)のご報告

 津沢小学校5年児童を対象に、毎年、数回実施されています本件につきまして、次のとおり行われましたので、その概要をご報告します。

 この事業は、津沢社協、市社協と津沢小学校が主体となって、平成20年度から実施し今年度で15年目の伝統ある行事です。

 主な内容は、次のとおりです。

1.事業名 令和4年度 福祉教育地域指定推進事業

2.日 時:令和4年9月6日(火) 13:50~14:30

3.場 所:津沢小学校2階会議室

4.対象者:津沢小学校5年児童 38名

5.出席者:全7名(小学校教員2名、市社協1名及び津沢社協4名)

6.実施主体:津沢小学校、小矢部市社会福祉協議会、津沢地区社会福祉協議会

7.内 容:

 最初に、児童から挨拶があった後、津沢社協会長から挨拶並びに出席者及び講師プロフィールの紹介があった。

 続いて講義に移り、講師から次の演題についての講演が開始された。

  演題「高齢者について知ろう!」

  講師 小矢部市社会福祉協議会総務地域課・総務地域係長

 講演の主な内容は、次のとおりであった。

〇皆さんがイメージする高齢者とは?

 ・お年寄り、病気にかかり易い、耳が遠い聴こえ難い、歩行足が遅い鈍い、忘れっぽい。

〇高齢者のコミュニケーションの特徴

 ・聞いて素早い判断処理が弱い、知識や知恵が豊かにある、若人と比較して話す

言葉の表現が違う、人や物の名前が直ぐに出てこない、話が他にそれていく。

〇高齢者と会話や楽しむためには

 ・本人ができることを、さりげなく見守ってあげる、歩行の障害原因を排除して

おく、話は簡単に解り易い言葉で伝える、ゆっくり話す、聞き上手になること。

〇高齢者の方が自宅で安心して過ごすために

 ・ふだんのくらしのしあわせ=普通に暮らせる幸せ、とじこもりを防ぐため外に

出て人と話をしてもらう、元気な挨拶をする。

〇高齢者の方とふれあうときの心がけ

①高齢者の方の身体や心の変化を理解する。

②思いやりや、優しさを持って接する。

③高齢者の方のペースに合わせる。

④よく聞き、よく観察してコミュニケーションを図る。

⑤種々なことを知っている一人の人として、尊重する。

〇高齢者の方とふれあうためには、①明るい笑顔、②元気な声、③優しい気持ちが一番大切なこと。

〇来週13日(火)には、津沢小学校体育館にて、児童が車椅子乗車による移動体験と用具装着による高齢者疑似体験をすること。

 講演の最後に、児童からお礼の挨拶があり講義が終了した。

以上

(以下はスナップ写真)