津沢小学校5年児童を対象に、毎年、数回実施されています本件につきまして、コロナ禍の中、種々の工夫をしてうえで、次のとおり2回目が行われましたので、その概要をご報告します。
この事業は、津沢社協、市社協と津沢小学校が主体となって、平成20年度から実施し今年度で14年目の伝統ある行事です。
主な内容は、次のとおりです。
1.事業名 令和3年度 福祉教育地域指定推進事業
2.日 時:令和3年9月15日(水) 13:50~14:30
3.場 所:津沢小学校 体育館
4.対象者:津沢小学校5年児童 47名
5.出席者:全8名(小学校教員2名、市社協1名及び津沢社協5名)
6.実施主体:津沢小学校、小矢部市社会福祉協議会、津沢地区社会福祉協議会
7.内 容:
(1)実施方法
・体育館にて、講師(市社協1名)による講義を実施した。
・講義の受講方法は、コロナ禍対策のため、各児童の間隔を十分に空け、床に座って受講する方式とされた。
(2)講義概要
・最初に、児童から挨拶があった後、津沢社協会長から挨拶及び出席者の紹介があった。
・続いて講義に移り、次のとおり講師から演題について講演があった。
演題「『高齢者』について知ろう!~高齢者の方とふれあうために~」
講師 小矢部市社会福祉協議会総務地域課・主任 杉谷誉志子氏
・講演の主な内容は、次のとおりであった。
・皆さんがイメージする高齢者とは?
・高齢者のコミュニケーションの特徴
・高齢者と話す楽しむためには
・高齢者の方が自宅で安心して過ごすために:サービス制度の紹介
・市高齢者健康交流センター(つざわランド):介護予防ミニディ
・特別養護老人ホームほっとはうす千羽:特別養護老人ホーム、ショートステイ、ディサービスセンター
・高齢者の方とふれあうときの心がけ
①高齢者の方の身体や心の変化を理解する。
②思いやりや、優しさを持って接する。
③高齢者の方のペースに合わせる。
④よく聞き、よく観察してコミュニケーションを図る。
⑤種々なことを知っている一人の人として、尊重する。
・高齢者の方とふれあうためには:①明るい笑顔、②元気な声及び③優しい気持ちが一番大切なこと。
・講演の最後に、児童から感想発表があった後、お礼の挨拶があり講義が終了した。
・親戚にお年寄りの人がいるので、優しく接しようと思った。
・お年寄りの人は、今より昔のことのほうが記憶が良いと自負していた。
・高齢者に対する接し方が解って嬉しかった。 など。
・講義終了後、教員から社協側出席者に、全児童が1学期末に各自作成した「福祉に関する報告書」の提示があり、その力作を閲覧させて頂いた。
以上
(以下はスナップ写真)