津沢小学校5年児童を対象に、毎年数回に亘り実施されています本件につきまして、今年度もコロナ禍対策をした上で、次のとおり行われました。
この事業は、津沢社協、市社協と津沢小学校の3者が主体となって、平成20年度から実施し今年度で14年目の伝統ある行事です。
主な内容は、次のとおりです。
1.事業名 令和3年度 福祉教育地域指定推進事業
2.日 時 令和3年6月30日(金) 10:40~12:15(3,4限)
3.場 所 津沢小学校 体育館
4.主 体 小矢部市立津沢小学校、津沢地区社会福祉協議会、小矢部市社会福祉協議会
5.対 象 津沢小学校5年児童 48名
6.出席者 全57名(内訳:5年児童48名、担任教員2名、市社協3名、津沢社協4名)
7.内 容
1)テーマ: 高齢者等の疑似体験
内訳 ①高齢者疑似体験、②視覚障がい体験及び③車椅子体験
2)実施結果
最初に、津沢社協会長から児童全員に挨拶及び社協側出席者の紹介があった後、児童全員からも社協側に挨拶があった。
その後、高齢者等疑似体験に移り、①高齢者疑似体験、②視覚障がい体験及び③車椅子体験の3種類の体験を、次のとおり児童が班別に分かれて順次体験した。
◎3種類の体験順序
・全児童48名が一班12名づつ4班(A、B、C、D)に別れて体験する。
・まず、A、B班が①を、Ⅽ班が②を、D班が③を市社協の指導並びに津沢社協の補助
の下でそれぞれ体験し、途中、C、D班が②と③とを交代して体験する。
・次に、C、D班が①を、A班が②を、B班が③を同様に体験し、途中、A、B班が
同様に②と③とを交代して体験する。
◎体験の内容
①高齢者の疑似体験
・児童が高齢者役と介助者役の2人で1組となり、介助者役が高齢者役に疑似具を装着
する。(疑似具:肘・膝サポータ、重りバンド、前かがみ姿勢体験ベルト、難聴イ
ヤーマフ、視覚障がい(白濁)ゴーグル、杖)
・高齢者役は、介助者役の介助を受けながらの約10mの歩行、介助者役の話しかけを
聴く、及び紙面に記載してある七色文字の判読などの体験をする。
②視覚障がい体験
・児童が視覚障がい役と誘導者役の2人で1組となり、視覚障がい役は持参布で目隠し
した視覚障がい状態にて、誘導者の誘導により白杖を頼りに歩行する。
・歩行は、体育館のフロアからステージの右端階段を上り、ステージ中央で椅子に腰
かけ、その後ステージの左端階段を下る約15mの距離である。
③車椅子体験
・児童が各自、車椅子の広げ方、ブレーキのかけ方、坂道・段差移動時の注意点及び
車椅子のたたみ方の基本を体験する。
・児童が車椅子に他の児童を乗せて実際に走行、特に段差と坂道での上り下り、曲折
路の走行などを体験する。
最後に、児童代表から社協側にお礼のことばがあった。
以上
(以下はスナップ写真)