津沢小学校5年生を対象に、毎年数回に亘り実施されています本件につきまして、今年度はコロナ禍のため、種々の工夫をしてうえで、1回のみ行われました。
この事業は、津沢社協、市社協と津沢小学校が主体となって、平成20年度から実施し今年度で13年目の伝統ある行事です。
主な内容は、次のとおりです。
1.事業名 令和2年度 福祉教育地域指定推進事業
2.日 時 令和3年1月29日(金) 9:30~10:15(45分間)
3.場 所 津沢小学校 会議室及び5年教室
4.主 体 小矢部市立津沢小学校、津沢地区社会福祉協議会、小矢部市社会福祉協議会
5.対 象 津沢小学校5年生 43名
6.出席者 全50名(内訳:5年生43名、担任教員2名、市社協1名、津沢社協4名)
7.内 容
(1)実施方法
・会議室にて、講師(市社協1名)による講義を実施。
・講義の受講方法は、コロナ禍対策のため、全生徒43名を半数A、Bの2班に分け、講義時間の前半は、A班が会議室、B班が教室(中継ビデオ映像画面)、後半はB、Aに入れ替わって受講する方式とされた。
(2)講義概要
・最初に、津沢社協会長から挨拶及び出席者の紹介があった。
・続いて講義に移り、講師から演題について講演がった。
演題「みんなで笑顔になる様に-障がいについて知ろう-」
講師 小矢部市社会福祉協議会総務地域課・主任 杉谷誉志子氏
・講義の主な内容は、次のとおりであった。
・障がいのある人とは、①何らかの原因で心や身体のどこかがうまく働いていない人、②日常生活や社会の中で周りからの理解や協力が必要な人、及び③先天性と後天性があるなど。
・障がいの種類「視覚障害、聴覚障害、肢体不自由、内部(内臓)障害、発達障害、知的障害、精神障害など。」
・障害者が困る状況
・視覚障害:文字の読み書きができない。(→点字、点字ブロック、盲導犬)
・聴覚障害:緊急放送等が聞こえない。相手マスク装着により顔表情から読み取れない。(→手話)
・肢体不自由:車椅子で階段使用、坂道及び高所や床の物
・知的障害:会話、長文の読み書き、違う環境、パニック
・精神障害:自閉の傾向など。
・自分が障がいのある人に何ができるか。
・聞こえない人には、書いてあげる。
・相手を知ること。
・障がいある人が働いている事業所の紹介
以上
(以下はスナップ写真)