防災講座(7/17)開催(報告)

令和4年7月、津沢地区社協

 今年で5回目となる防災講座、今回は、高齢者を対象にした防災研修会(災害図上訓練)が開催されましたので、その概要を次のとおりご報告します。

 

日 時: 令和4年7月17日(日)13:00~15:50

場 所: 津沢コミュニティプラザ 多目的ホール

主 催: 津沢地区社会福祉協議会(会長:中島克敏)及び津沢地区自主防災会(会長:三輪良憲)

参加数: 全71名(内訳:高齢者(長寿会、サロン団体等)64名、講師:7名)

講 師: 小矢部市防災士連絡協議会 会長(防災士)他4名

     小矢部市総務課 災専門官、主査 

テーマ: 「DIG(災害想定訓練)を身に着けよう!」

     <小矢部川の洪水・氾濫を想定し地図を基に「災害図上訓練」の実施!>

内 容: 

 この目的は、地図上で、住んでる地域の自然条件や人の情報、地域の有利な点、弱点を知り、防災・減災の必要性を感じること。

 訓練は、講師の指導の下に、参加者が在住地区別に7班に別れて、各班ごとに行った。

 最初、机上にある模造紙大の津沢地区の白地図に、色マジック及び色シールにて河川・水路の自然条件、道路・プール水源等の街の構造、医療機関・公的機関・避難所等の防災資源などを書き込み、地図を完成させた。

 その後、この地図を眺めながら、①地震災害の場合及び②洪水災害の場合における次の事項について、各班ごとに話し合いのうえ、纏めた結果の発表が行われた。

(1)地域特性:特徴、強み、弱み

(2)自助の備えと災害対応:自家ではどの様な対策が必要か。

(3)共助の備えと災害対応:自治会として普段からどの様な対策が必要か。

 また、ステージ上においては、参加者による次の実演が行われた。

ア 洪水災害時に車の中に閉じ込められた状態からの脱出方法:専用器具「ピック」またはヘッドレスト(差込式)による窓(植木鉢)破壊。

イ 冠水道路の歩き方:複数人の間をロープで連結、先頭者は棒で水中を突きながら安全を確保して歩く。

以上